【8月3日】WordPressの勉強会・レポート

本日は参加者とのお話し合いの上、午前・午後ともに WordPress 勉強会の一日となりました。取り上げた話題のいくつかを忘却録として公開します。

INDEX
・テンプレート階層
・データベース( My SQL )
・データのバックアップ
・プラグインの選定
・子テーマ
・functions.php
【関連サイト】

■ テンプレート階層

テンプレートには優先度があり、index.php はすべてのテンプレートの代わりになる特別のファイル。一つのページがどのテンプレートで作られているか、header.php の中の body タグのすぐ下に下記ソースを記述すると判別がしやすくなります。

<?php global $template; echo $template; ?>

ご参考ページ:テンプレート階層( WordPress Codex 日本語版より)

使われているテンプレートを削除するとテンプレートが何に変わるのか、実際の試行を伴いながら理解を深めました。

一つのページは複数のテンプレートから生成され、全体の構成が把握できているとファイル管理をしやすくなります。「WordPress の 教科書:1−3テンプレートを分割しよう」(p.48)をご参照。

■ データベース( My SQL )

実際にデータがどのように格納されているか、phpMyAdmin を開きながらお見せしました。データベースでコンテンツがきちんと管理されることで、たとえば「テーマ」の着せ替え作業などまったく別個に行えることを可能にしています。

データーベースとWordPressの関連付けは、config.php にて行なっています。その内容も合わせて確認を取っていきました。

■ データのバックアップ

データのバックアップはデーターベースのほかに、wp-content フォルダをまるごとローカルに保存しておくことが必要。またWordPress内のエクスポート機能も併用が望ましいです。

■ プラグインの選定

プラグインのインストールそのものは難しいものではありませんが、どのプラグインを選ぶか、プラグインのサイトにてデータをチェックする必要があります。更新が適時行なわれていること、ダウンロード数、競合の有無などでおおよそのことは分かりますが、コミュニティや検索などで推奨されているものを取り扱えばまず問題はないと思います。制作者のページに行くと言葉は違っても制作者の横顔を垣間見られたりします^^

■ 子テーマ

信頼できるテーマ(主にデフォルトのテーマなど)を親として、子テーマによる制作の仕方を見ていきました。CSS はひととおり学んできて、CMS の取り扱いがこれからの方には、取り付きやすい制作手法になるかと思います。子テーマはファイル編集の「差分」を見やすいという点でも有効ですが、テーマそのもののバージョンアップが行なわれたときにも、削除されずに済むというメリットがあります。

■ functions.php

メニュー設定と該当ページの関連付けを functions.php にて観察しました。「教科書:1−4カスタムヘッダーでメインイメージを表示させよう。」(P.57)ここで使用されているソースコードが非推奨であることが「WordPressの教科書」の特設サイトにて説明されています。コードの推奨・非推奨は日頃から Codex などWordPress 関連のサイトや資料などでまめにチェックしておきたいところです。

* 次回の WordPress 勉強会は9月7日(土)午前中を予定しています。

【関連サイト】

Codex 日本語版

WordPressの教科書、特設ページ(プライム・ストラテジー社:WordPress情報)

WordPressの教科書(Facebook ページ)

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